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文化庁によって選定された文化芸術団体が、全国各地域を訪問し、学校の体育館や文化施設でオーケストラ、演劇、舞踊等の巡回公演を行う事業です。優れた舞台芸術を身近に鑑賞・体験することによって、子どもたちの発想力やコミュニケーション能力の育成、将来の芸術家の育成、国民の芸術鑑賞能力の向上を目的としています。 巡回公演事業は事前ワークショップ(5〜6月)と本公演(10〜12月)の全2回で構成され、事前ワークショップでは、子どもたちに実演指導または鑑賞指導を行います。実演指導では、できるだけ多くの子どもたちに楽しく参加してもらえるような体験プログラムを実施することで、本公演を鑑賞する前に舞台芸術に対する理解を一層深めます。文化庁「文化芸術による子供育成総合事業」についてはこちら |
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2010年、フラメンコはユネスコの世界無形文化遺産に認定されました。スペインの芸術文化だったフラメンコが、「世界の文化」として人々に知られるようになったのです。日本は、本場スペインに次いで世界で2番目にフラメンコ人口が多い国と言われています。そのことは日本人が遠いスペインの文化・フラメンコに心をふるわせる何か特別な感性を持っていることの証明だと言ってもよいでしょう。 しかしながら日本ではスペインの文化自体に触れる機会が少なく、まだまだ馴染みがないのも事実です。特に欧米ではスペイン語の文化は第二外国語として理解され、一般教養としても定着しており、日本のスペイン文化に対する実状との格差は大きいです。未来に向け世界はますます多様性を必要とされていく中、より多くの日本の子どもたちがスペイン舞踊・フラメンコの素晴らしさに触れることで、「新たな文化・芸術への感性を深めて欲しい、そこでしか体感できないものを感じとってほしい」私どもはそういった想いを胸に活動しております。 |
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スペイン舞踊・フラメンコについての知識を学び、舞踊団員と一緒に実際にダンスを体験してもらいます。音楽に合わせて身体を動かすことだけでなく、「見る・聞く・やってみる」というさまざまな角度から感覚をフル活動させることで感受性を豊かにするプログラムです。 写真や図をスクリーンに映し出し、スペインの文化、舞踊・フラメンコについて視覚的に学びます。 実際にスペイン舞踊を見てもらい、踊りの種類や音楽、衣装の違いなど、体系的に知識を学びます。 フラメンコの音楽を聴き、クイズ方式で楽しく解説していきます。また足踏みや手拍子リズム、かけ声を体験します。 本公演で実演する足踏みダンスに挑戦します。リズムにのって思いっきり踊ることの楽しさを体験します。 グループに分かれて、カスタネットとカホン(木製リズム楽器)に触れていきます。全員が全種類の楽器を体験します。 |
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ふだん子どもたちが使用している体育館が本格的な劇場舞台へと大変身!体育館に一日限りの舞台を設営し、平富恵スペイン舞踊団が2010年に文化庁芸術祭賞を受賞した作品をお見せします。舞台に立つのは、今まさに第一線で活躍する舞踊家・演奏家たち。途中にわかりやすい解説や体験コーナーもはさみ、初めての方でも積極的に参加できるプログラムです。最後は代表児童/生徒さんとの共演、会場全員でのアンコールダンスが最大の見せ場となって終演します。ぜひ一度、みなさんも本物の芸術に触れてみましょう!(公演時間90分) |
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年度 | エリア | 訪問学校数 | 観客数(児童数) |
2015 | 関東・中部 | 8校 | 3,079人(2,088人) |
2016 | 関東・中部 | 9校 | 3,454人(2,780人) |
2017 | 中部・関西 | 14校 | 3,960人(3,126人) |
2018 | 九州 | 10校 | 2,710人(2,431人) |
2019 | 中部・関西 | 8校 | 1,868人(1,371人) |
総計 | 49校 | 15,071人(11,796人) |
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2009〜2014年の間は同事業に対し舞踊団から舞踊家を派遣してきた実績があります。2015年以降におきましては、平富恵スペイン舞踊団がフラメンコ関連の芸術団体として日本全国で唯一選出され、ワークショップおよび本格的な舞台公演を全国各地で実施し、フラメンコの普及活動に努めて参りました。これまでに私どもが文化庁からの巡回公演事業を実施した学校総数は49校、総鑑賞者数は、15,701人に上ります。 |
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